膝の痛みを改善するためには、膝のどこの部分に痛みが出ているかだけでなく、身体全体のバランスや動き方を総合的に捉えることが重要です。

 

なぜなら、膝関節は「股関節からの影響」と「足からの影響」の両方を受けやすい構造だからです。

 

たとえば──

・反り腰で骨盤が前に傾いている状態では、股関節が内にねじれ、結果として膝にもねじれのストレスがかかります。

・扁平足では踵が内側に倒れると、その動きが膝にまで伝わり、膝にはねじれのストレスがかかります。

 

このように、膝の痛みは単純に膝だけにあるのではなく、身体全体のバランスや動き方が深く関わっています。

 

「膝が痛いから痛いところだけ揉む」だけでは改善しないのは、こうした理由によるものです。

 

膝の痛みの「本当の原因」は、一人ひとり異なります。しっかりと検査・評価を行ったうえで、最適な施術を進めていくことが必要です。

 

また、機能が低下している部分にアプローチし、身体本来の動きを取り戻すことも欠かせません。

そのため、当院では筋肉の施術と身体を動かすピラティスを組み合わせたケアをおすすめしております。