肘の痛みは、以下の3つの原因によって起こります。

　・日常的な使いすぎによる負荷

　・ 加齢による筋肉や腱の変性

　・ 姿勢の崩れによる身体の使い方の誤り

特に痛みが長く続いている人は、これらの要素が複数重なっていることが多いです。

 

中でも特に注意が必要なのが、「姿勢の崩れ(不良姿勢)」です。

 

日常での使いすぎが原因であれば、安静にしていれば自然に回復していきます。

しかし、姿勢の崩れや間違った身体の使い方が原因の場合、痛みはなかなか改善されません。

 

肘は、手首や肩の影響を強く受ける関節です。そのため、「肘が痛いから」と肘だけを揉んだり治療しても、根本的には良くならないのです。

 

実際には、肩や手首の動きが悪くなることで、本来なら分散されるはずの負担を肘が一手に引き受けてしまっているケースが多く見られます。

 

つまり、肘の痛みの本当の原因は「肘そのもの」ではなく、「周囲の関節や姿勢の問題」にあることが非常に多いのです。

 

原因は一人ひとり異なるため、当院では丁寧な検査を通じて、的確な施術を行うことを大切にしています。

 

また、痛みの根本改善には、機能が低下している部分を積極的に動かし、本来の動きを取り戻す必要があります。

そのため当院では、筋肉へのアプローチと、身体を正しく動かすためのピラティスを組み合わせたケアをおすすめしています。